みなさんお久しぶりです。
案の定すっかり更新をサボって、というよりマジで更新まで手が回らずおりました。
今回は、2023/02/11・12両日で東京ドームにて開催された、アイドルマスター合同ライブに行って感極まったという、お話。
さて私2022年中は、リンクにもあります柚穂車輌のろくある氏に唆され、アイドルマスターのライブにハマるという失態を犯してしまい...
今回2023年合同ライブにも足を運んでしまったというわけです。
もともとライブには興味があったのです。コロナ禍が始まってすぐ。YouTubeのアイマス公式チャンネルから過去のライブ映像が配信され、一目見て魅了されました。
でも、自分が唯一知っている765PROALLSTARS(いわゆる無印)ですら、あまり楽曲を知らない。その状態でライブに行って果たして楽しめるのかと。画面で見るから気楽なのではないかと。
でも先述のろくさんに勧められて、勇気を出して行った2022年の765PROのライブは良い思い出で帰って来れて。1日目だけの参戦でしたが、最後のReady!!で芯から盛り上がったのを覚えています。それが初ライブ。
そして今回。温泉旅行の勢いでチケットを取ってしまったというのが大きく。わりかし不安でした。なにせあまりにも知識がない。他のコンテンツなど未開の地でした。
1日目は初ライブ同様にほどほどに楽しんだという感じでした(当社比)。今回から声出し解禁だったわけですが、周りがエキサイトする中、自分は少し冷めたような感じで。
楽しんでいないというわけではなく、でも熱狂・狂乱(?)とまでは行かなかったような。でもすごくよかった。「やっぱりアイマスっていいなぁ」。そんな感じでした。
一方で、盛り上がる曲が多かった中この程度のリアクションでは、やはり自分はライブに合わないのだろうか。という気持ちも過りました。
でもこんなゴリラ演目なら、2日目、ずっとライブで聴きたかったM@STERPIECEもあり得るな...。そうなったらきっと感動するんだろうな。そんな期待を胸に家路につきました。
そして私が終わったのが2日目。何が終わったのかって? 私の人生目標ですよ!!
1日目に続いて、周りの熱気に圧倒されながら静かに(業界比)鑑賞していたたこたこ焼き。しかし元気メドレーで事態は急変!
なんということでしょう。メドレーの最後に流れたのは「虹色ミラクル」ではありませんか!
これを聞きたかった! すっかり忘れていたんです。アイマスの映画を見てこの曲の虜になって以来、「できればライブで聴けたらいいなぁ」と思っていたのを。MVを見まくって振付けを覚えてしまったことを。
それを瞬時に思い出して......
もうね、涙が止まらないですよね。
今度は周りを圧倒する勢いでペンライトを振る。もちろん覚えていた振付けをイメージして。あまりにも嬉しい瞬間でした。
でも今度はちょっとした不安がよぎります。「映画の曲をここで流してしまったら、M@STERPIECEは流れないのか...?」と。
アイマス映画を視聴された方ならご存知と思いますが、映画のクライマックスとしてM@STERPIECEが流れ、その後にEDとして虹色ミラクルが流れます。この2曲は自分の中でも2大巨頭です。
燦然と輝く映画から片方流した以上、もう片方はセトリに入っていないのでは?と。なんせ合同ライブですから。765だけのライブではありません。
でもそんなものは杞憂でした。
アンコール、最高傑作。流れたのはM@STERPIECE。
当然泣くわけです。
ある人が言いました。「M@STERPIECEはイントロで泣けるんだ」と。私の涙がこぼれ始めたのもやはりイントロでした。
予測可能回避不可能とはまさにこのこと。
思い切り歌い、そしてペンライトを振る。ステージではアイドルたちが駆け回っている。まさに映画で見た光景が繰り広げられているではありませんか。
そしてラスサビに入る手前で\パーン!/というクラッカー演出。一日目もあったのでドーム演出と思いました? いやあれ、映画と同じ演出なんですよ...。なんてことを...。
やってくれたなぁ...。
帰りの電車の中でふっと思い出しました。
なんでアイドルマスターに足を踏み入れたままなのか。
私はゲームもやったことが無ければ楽曲だってろくに知らない。無印のアニマスを見ただけの民なのです。
でもその中で、強烈な印象として残っている場面があります。ややネタバレなのですが、アニマスには
「みんなで高みを目指すけれど、みんなで行けない高みには行かない」
という思想があるのです。(やや意訳ですが)
初めてみた時、鮮烈でした。一人一人が別れてバラバラに高みを目指して行く、あるいはなあなあで一応は団結している、といった物語の締め方がある中で、わざわざこの考えを明言して選択していくメンバーたち。
その選択はもしかしたら間違っているのかもしれないけれど、でも自分の腹にはストンと落ちてきたのを覚えています。今では自分の人生哲学の一つと言ってもいい。
そのことを思い出して、まあ帰ってアニマスを再履修し始めたわけですが...。
「アイマス最高!」
本当に最高のライブに立ち合えてよかったという気持ちでいっぱいです。
俺は忘れないからな。今日のこのステージを。
そしてライブ沼に叩き落としてくれたろくさん、ありがとう